バスでコロンボまで出て、そこからローカル・バスで山道を3時間。
キャンディに着きました。・・・電車の方が楽だったか。
山間部なので、ちょっぴり涼しいです。
ベタに「歩き方」に載ってたバススタンド近くなお宿へチェックイン。
近いとはいえ、朝チェンナイを出てからなんだかんだずっと乗物続きで
ちょっと疲れていたので、とりあえず紅茶をいただきました。
スリランカはチャーイじゃなくてキリテーね、初めてね、うふふ楽しみね~
と思いながらワクワク待っていたら、出てきたのはコレでした。
なぜゆえこんなに本格的なのかしら、ねぇ。
このお宿、さすが載ってただけあって(笑)、日本人女子と出会いました。
おお、久しぶりの日本語~。久しぶりの女子~。
彼女はスリランカ2週間目ということで、お話聞かせてもらいながら
オススメのお店でごはん一緒に食べることになりました。
「現地語しか通じないですよ」「狭くて汚いとこ、大丈夫ですか?」
いやいや、望むところです!ぜひとも!
と、連れて行かれたところは、ホテルの前の道沿いの小さい食堂。
あれ?ここの人たちタミル語しゃべってる。タミル人じゃん。
そういえば、ホテルのフロントの人もタミル語しゃべってた。
来る途中にヒンドゥ寺院あった。ああそうか、この辺りはタミル・コミュニティか。
なんだこれ、今までと変わらないじゃん(笑)
タミルを出る前に、友人から「危ないからスリランカではタミル語話すんじゃないよ」
と言われてたんですが、ううむ、ここらへんなら大丈夫そう。
とはいえ、インドのタミル人とスリランカのタミル人は同じではないです。
当たり前だけど。
スリランカにおけるシンハラ人とタミル人その他の位置関係っていうのが
私的には気になるとこなんですが、まだ全然見えてないです。
さてさて、ごはんです。
同じタミルといえども食堂の料理もシステムもインドとは違います。
ピッタラ・アッーパ、で合ってます?インドならアッパムってやつです。
インドのやつよりまわりのパリパリ部分が多いかも?
タミルでは生地にココナツ入らないんですが、こっちは入ってるんですよね?
ここにフィッシュ・カレーのグレービーかけていただきました。
フィッシュカレーとチキンカレー。奥に見えるのは、ワダとロティ。
ココナツ・チャトニにフィッシュ・カレーのグレービーをかけたもの。
お店の人に、こうするとうめぇぞ、と言われて、かけられました。
インド的にはしないんですが、郷に入れば郷に従えで。
いや、それよりも、ね、これ。必殺!スリランカ・スタイルです。
お皿に薄いナイロンシート敷いてます。
お皿洗わず、ナイロンだけ変えて使いまわしってこと?
お水の供給が悪いのかなぁ??習慣??めんどくさがり??
もうひとつスリランカの食堂特有のシステムは、「とりあえずコレ置いとくわ」方式。
注文してないものまで、適当に見つくろって目の前に置かれます。
たとえば、カレー的おかずだったら2、3種類、
ストリングホッパーだったらてんこ盛り、ロティだったら、お店の人が見当つけて
この子ならこれくらい食べるかな、ってな量プラス1枚くらい。
「え、これ頼んでないけど?」とか「あれ?これもセットなの?」とか混乱しますが
最終的に食べたらカウントされ、食べなかったら下げられます。
なんかテキトーっと感じですが、お会計でボラれることもなく。
なんだこれ。なんだこのゆるいシステム。
後で聞いたところによると、
下げたものは元のところに戻されるようです(同行Sさん目撃談)。
ってことは、私がさっき食べたものは、誰かに出してたものかも(爆)