朝6時頃にティルヴァイヤールで降りました。
ここさ~、バス停じゃなくってまたもや道端やーん(^_^;)
でも今度は、降りたとこにシャンティニおばさまが待ってくれてました。
無事おうちに到着、おじさまと娘のワニタが歓迎してくれました。
ここは田舎の古い形式のおうちです。まずは、玄関ポーチ。
「かるねてぃ」というこの場所は、住んでいる人のためにあるのもではなく
旅人のための場所です。昔々の人は、道々家の軒先を借りて休憩したり、
お水をもらったりして、旅をしていたそうです。
タミル人のホスピタリティの原点~。
田舎、農村のおうちは台所とお風呂が別棟に分かれています。
ここのおうち、今は台所とお風呂トイレが母屋内に設置されていますが
もともとは別でした。
ここが、もとの台所。おくどさん、石ミル、穀物倉庫などがあります。
お風呂用のお湯を沸かしているだけで、今は調理場としては使われていません。
こっちは今の台所。普通のおうちと変わりません。
もちろんドーサマシンも完備。IHクッキングヒーターもあった!
ついでに、ここんちのスパイス・ボックスも。
北インドとはちがうんじゃないでしょうか。豆類や黒コショウが入っているあたりとか。
母屋の裏には農場が広がっています。今はさとうきびと大麦の収穫時期だそう。
タンジャウールを中心とするこの中部地域は南インドの穀物倉庫と言われ
カーヴェリ川をはじめ5本の大きな川が流れ、肥沃な土地が広がっています。
ここんちのおばさまは、インドのお母さん世代で大卒なんです。
娘のワニタも大卒で化学と哲学(どういう方面の専攻なんだ?)の学士さん。
カシコです、カシコ。 だから色々ちゃんとした話を聞けてよかった。
いやうちんちの人らがアホって言ってるわけではないですよ(笑)